美崎栄一郎さん

今日は大学でゼミに参加後、
美崎栄一郎さんのシークレットセミナーに参加してきました。



美崎栄一郎さんの新刊『成果を生む人が実行している朝9時前のルール
』の刊行記念で行われたセミナーの抽選に当選したので、参加してきた次第です。

この本に絡んだ(当たり前ですが…)、
パーソナルブランディングのために、自分の“タグ”をつけるコツ

についての話が中心でした。

その中でも特に印象的だった言葉は2つ。

「何でもいいから、とにかく続けることが大切」っていうことと、
「情報を出すと、チャンスをもらえる」ということ。


ブランドでも大事なのは、お客様に知覚された「差別化のポイント」です。
その「ポイント」にあたるのが“自分のタグ”。

この“タグ”を身につけるためには、“何でもいいから好きなことでやって、続けること”を強調されていた。

あとからしようとしない”。


今は忙しいから“あとで”。

その“あとで”は、「何もしない=変わらない」ということなんですね。

つまり、僕的に言えば、「負け」てしまうこと。
もし僕らが負けたくないなら、そして負けないためには、始める、続ける。

そして、続けたら、発信していく。


意識していきたいと思います。



ちなみに、最後に質問をさせていただき、その上これから発売される著書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編
』をプレゼントしていただきました。


この本は、ノート本の第2弾とのことでしたが、タスク管理のためのノート術など具体例が満載で、1作目とはまったく違う“まさしく”「実践編」って感じでした。。美崎さんが「ただの2番煎じにはしていない」とおっしゃるとおりの内容で、さっそく明日から実践してみようと思います。



いやー、楽しい1日でした。

マーケティング科学の方法論

最近、仕事に忙殺されて、実質、水曜と土曜にしか
大学にいくことができていません。

ちょっとそんな環境や、
卒業できないかもしれない不安、将来のキャリアに対する不安

そんなことに負けないための「僕の工夫」の記録として
活用しようと決意し、ブログタイトルもちょっと変更…。


そんな今日、仕事ばかりの毎日から、研究に向けたリハビリ(?)がてら
手に取った本を紹介します。



ぶっちゃけ、
マーケティングの最新のノウハウとか、
4Pとかのフレームワークは、一切登場しません



最初は「科学の概念」から話が始まります。
僕のノートをみると…

・科学と非科学の違い
・理論の検証、確証、反証のなされ方
・論理的実証主義、論理的経験主義、方法論的反証主義……といった言葉があります。そして、この本で議論されているのは
■そもそも科学では「真理」をどのようにとらえるべきなのか?
■自然科学と、社会科学との違いはどこにあるのか?
■理論とはどのようなものなのか?
マーケティング経営学の諸領域の「理論」は、
 どのように導きだされているのか?
■そして理論を理論たらしめるための研究アプローチとは?

といった話です。


マーケティング戦略で有名な嶋口教授が書かれているのでエクセレントなマーケの理論がのっているんじゃないかと期待して買う人がいたら、きっとがっかりすることでしょう。


ただ、経営の学問的な研究をしようと思っているかたや、
論文が必須の国内MBAに行こうと思っているかたなら、
すごく刺激的な本だと思います。


けっこう難解なので、もっときちんと読まないといけない本です。
僕は、修士論文のために、
一度フォトリーディングしたら、
あとは潜在意識に任せて、しばらく封印しますが…。

参考までにアマゾンにも掲載されていなかったので…
【章立て】
1.マーケティングの科学論争
第1章 方法論争の展開
第2章 科学的実在主義と批判的相対主義の論争
第3章 解釈主義アプローチ
第4章 ポストモダン・アプローチ再考

2.マーケティング理論発見の方法論
第5章 理論生成とマーケティング研究の方法論
第6章 マーケティング研究におけるケース・スタディの方法論
第7章 理論発見のツールとしてのレトリック

3.マーケティング実践知の発見
第8章 経営における論理的思考
第9章 解釈主義と実践知

箱根

4日、5日と早稲田の友人たちと箱根に行ってきました。

ロマンスカーにのって!

温泉にもゆっくり入れ、
お気に入りのイタリアンでおいしいディナーを楽しめ、
自然にいっぱいふれながら散歩しつつ、
普段は話さないようなクダラナイこともいっぱい話できたし
すごく楽しかったです。

今回は親戚の別荘を使ったので、片づけの手間とか考えると
気が進まない部分もあったんです。

ただ、すごく楽しかったので、夏に大学の友人たちと
合宿みたいなことができたら、すごく楽しいんじゃないかと
思った次第です。



箱根について、久しぶりのブログを書こうと思ったのは、
「すごく楽しかった」ってことと、


エヴンゲリオンって、すごいブランドだよなぁ」ってことを
書きたかったから。


箱根は、『エヴァンゲリオン』の舞台なんです。
大決戦が行われた「二子山」とか聞くと、大興奮しちゃうんです。

今回行って驚いたのが、前のブームのときにはなかった
お土産屋さんの「箱根に絡んだエヴァグッズ」の数々。

いや〜「ガンダム」に並ぶ「エヴァ」のブランドとしての強さを実感。


ちなみに、「エヴァ」の「ブランド」としての強さを、
先日の恩蔵先生のマーケティングⅠの講義で教わった考え方をもとに
整理してみると…。


ブランドの役割は、以下の4つだそうです。
1;アイデンティファイ=識別機能
2;ドライバー=購買意欲の喚起
3;エンドーサー=保証
4;シルバープリント=親ブランドの魅力底上げ


今回は、「エヴァ」をこの4つで考えると、

1;同じロボットが登場するアニメや、多くの魅力あるコンテンツとは違う作品として認知されている

2;箱根の光景や、Docomoエヴァ携帯が予約開始すぐに売り切れたことや、「エヴァンゲリオン」の映画「破」のDVDが予約段階で80万突破していること…等を考えると十分役割果たしている

3;映画公開初日の興行収入考えると、十分品質(おもしろさ)の保証がなされている

4;庵野監督やスタッフの知名度、さらに箱根の知名度を上げたことから役割果たしている

と、十分にブランドとしての役割を果たしていると思うのです。


で、資産価値の高いブランドというのは
「そのブランドが連想させるもの」が【強くて、好ましくて、ユニークである事】だ
そうなのですが、こう考えると、「エヴァ」がいかに“すごい資産価値の高いブランド”であることか明らかだと思う次第です。

ブランドロイヤルティも関心あるテーマなので、
もっと勉強していき、より語れるようになりたいものです…。

恩蔵先生のマーケティング

今日は、マーケティングⅠっていう
早稲田MBAの基礎科目の授業でした。

「2年目なのに基礎?」って思う人もいるかもですが
早稲田の夜間は専門科目が豊富なので、
基礎科目を網羅して卒業する人は結構少ない。

よほど本人が意図していないと
マーケ、戦略、アカウティング、ファイナンス、組織…etc
すべて履修しないままになってしまう。


僕も昨年時点では「マーケはだいたいわかるし」と
履修しないまま卒業しちゃう予定だったのだけど、
修士論文の副査をしてくださる恩蔵先生と守口先生が担当されるということで
出てみた次第です。

ミーハー精神もあったんだけど。


今日の内容は、入学前のオリエンテーション合宿の内容と
一部重複するものでしたが、
ターゲットと4Pの整合性を整えることの重要性や、
ブランドを考えることの意味、
ポジショニングの考え方…
などなど、どれも初回のガイダンスとしては十分以上に
「練られた講義」で各概念の重要性をケースとともに
既習知識を整理するのに役立つとても素敵なものでした。


さすが恩蔵先生!

次回以降の授業が楽しみだ!

FREITAG

今日は実家の近くにある
D&DEPARTMENT PROJECT TOKYO(http://www.d-department.com/jp/shop/tokyo/dining/)に晩ご飯を食べに行ってきました。

※お店のサイトから拝借。問題あったらおっしゃってください。消します

ここはデザイナーのナガオカケンメイ
の店としても有名なんですが、カフェに家具屋が併設されているのが特徴。
開店直後のカフェブームが東京にくるちょっと前から、もう10年近くずっと通っているお店です。



ナガオカケンメイ
が経営しているだけあって、今ほどカリモクが「オシャレな家具」として有名じゃない時から扱っているとか
その独自の「判断基準」が大好きなお店です。

で、その「判断基準」で「FREITAG」も扱っているのです。


今日は、本当はただ晩ご飯を食べるだけの予定だったのですが、
最近パチものを持っている人も増えてきて、気になっていた「FREITAG」のバックをちょっと見てしまったら
僕のセンスど真ん中のカバンが。。。


ちなみに、「FREITAGって何?」というかたのために…



FREITAG(フライターグ)は、スイスのチューリッヒに有るメッセンジャーバッグのブランドである。トラックの幌を再利用して作られており、1つ1つ手作りされているため、この世に1つも同じ製品はない。現在カバンや財布、サッカーボールなどを含め40以上ものシリーズを生み出している。創業は1993年。2人の兄弟によって始められた。今では約45人の従業員を抱え、チューリッヒの工業地区に巨大な倉庫や工場、事務所を抱えている。なお、日本語ではフライターグと"グ”を濁らせて発音しているが、実際ドイツ語ではフライタークとなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』



ってことで「この世に1つも同じ製品はない」ってことや、
幌の再利用ってエコなコンセプト」であることとか、
スイスのブランドだってこととかが、人気の理由なのかなぁと思っていたのですが、完全に浅かったです。

「幌に描かれていた“もと”のデザインをいかして製品化するときのセンス」がすごくかっこいいってのもあるんですが、
それだけじゃない。

オフィシャルサイト(http://www.freitag.ch/japan/)を見ていただくとわかるのですが、

・巨大な洗濯機が並び、集められてきた「幌」が洗濯されている写真や…
・テンプレートを使い、人の手で裁断されていく「幌」の写真や…
・この新しい素材のバックを作った兄弟の写真や…

…など、このブランドの価値は何で、その魅力を伝えるには何が必要か考え抜かれたサイトになっています。

しかも、販売する「顧客接点」を上記のようなブランドの魅力をきちんと伝えられる店舗と自社サイトに絞り込んでることもわかります。

つまり、
「誰に」 環境等への意識も高く、みんなと同じアイテムを流行に流されてもつのは嫌だと思っている人
「どんな価値を」 エコな素材を使った世界に一つの「私だけの、私のセンスにあった」バックを
「どう提供」 ブランド価値をきちんと伝えられる店舗と自社のサイトで販売

と一貫した戦略でブランドを構築しているのですね。


と、そんなこと書きましたが、すっかりこのブランドにはまっちゃったんですが…。








http://www.freitag.ch/japan/

三谷宏二先生 顧客関係マネジメント第一回

結構楽しみにしていた講義だったのですが、
昨日から体調が悪く集中しきれず。

最近、公私ともに悩ましい出来事が多いせいか
病院に行ったところ、胃と腸に炎症が見られるとのこと。

頭も痛くボーッとしたままでしたが、
授業に行ってきました。

『THINK!』とかによく出ているのでご存じのかたも
多いと思いますが、
BCG→アクセンチュア→K.I.T.大学院大学教授という経歴のかたで、
早稲田では守口先生との関係で教鞭をとられているらしい。


今日の講義は、イントロ的な講義で
「顧客視点で売上を上げるステップ」というのを紹介されて
それにそって、いくつか事例を考えていく感じ。

STEP1) 誰で負けているのか、どこで勝ちたいのか?
STEP2) 何の価値を提供するか? 対顧客価値を上げる!
STEP3) どう価値を提供するのか?



当たり前のようだけど、改めて考えるといい加減になってしまう。

そんで、講義の時に先生が繰り返しおっしゃっていたのが
「主張をするときには『大事な事を定める』」ってこと。


会社の会議とかでも、それっぽく意見をいろいろ言うけど、
「結局何が一番大事なの?」って議論になりがち。

SWOT分析も、あれこれ出して、分類するだけで、答えが出ないから
結局使えないという話を聞いて納得。

だから、「大事なことは〜。というのも〜だから」「だから、その為には〜しなければならない」と、重要なことを絞って話すように、とのこと。

でも、これまた当たり前だと思いつつ、やってみるとできず。


CRMの知識ではなく、考え方の講義。

これは面白いかも。

秋学期集中講義 永井猛先生の講義の感想

永井先生の講義の振り返りをしておく。
アカデミックな感じではなく、新規事業やビジネスモデルを考えるためのヒント
が満載だったので、自分の気づき中心に。


【印象的だったこと?】
新規事業が成功するには「先行条件」が必要。

企業が収益を生む「先行条件」を考えることが重要。先行条件っているのは、
ある事業で収益を生むために外せない条件や資源のこと(僕の解釈)。


例えば、航空会社のローコストキャリアが成り立つには…

コストを抑えるために低コストで人材がそろう環境や、
空港使用料金を押さえられるセカンダリー空港がそろっていること、
大量発注で燃料費を押さえるため、たくさんの飛行機を飛ばせるドル箱路線が複数あること、
等が必要になる

大企業の新規事業が成功するにも、成功条件を押さえて置く必要がある。



【印象的だったこと?】
顧客満足についての考え方。

お客様が満足に至るプロセスと、その満足度・不満足度に対して影響を及ぼす諸要因の特定化と
そのインパクト)」をとらえることが大切で、
例えば、僕の勤務先企業における毎月の添削課題の提出(教材が活用されていること)が
そのまま、すべて顧客満足とイコールになるとは限らない。

そして、顧客満足が大切とはよく言うけど、そもそも何をもって顧客満足がうまれていると考えるのか?
何をもって顧客満足「度」を計測するのか?

そして、顧客データベースに情報をストックし、ストックされた情報から顧客情報をシナリオ化し、
戦略へとブレークダウンしていく必要性がより高くなっていることを、どのように理論化し、
業務で実践していくのか?

これは、顧客のロイヤルティについても同様で、ロイヤルティにつながる「製品・サービス要因」や「マーケティング要因(価格、アフタフォロー、クロスセルアプローチのありなし等)」を計測可能にし、それが企業の収益向上にどう関係していくのか考えることが必要になってくる。

このとき、何より大切だし意識しないといけないことは、
はり顧客満足や顧客ロイヤルティが、商品購入意向および、再購入意向、推奨意向への影響を構造的に把握していくことである。
同時に、こうした構造やプロセスにおいて、前述の先行条件の変化への対応および、変化に合わせた投資の再配分を実施していくことが必要であり、ここまで実務レベルでの先行研究は少なく、独自に検証していくことが求められる。


・・・とちょっとわかりにくいけど、CRMとか継続的なコミュニケーションをじっしするうえで
大切な観点をご教授いただいた。

ありがとうございます。




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